高校時代の密かな楽しみ
田舎の公立高校での青春時代。
たまに男子と一緒に下校したり・・
仲良しグループでお菓子を買い込み
友達の部屋で長ばなし
何時間話しても話しは尽きない!
本当にあの頃って凄いな。
そんな中、密かな楽しみがありました。
それは、下校途中にある、
商店街の化粧品店。
そこは田舎にしては、気のきいた
小物なんかも扱っていて、
ちょっとおしゃれな雰囲気のお店でした。
そこに寄って、色々ある香水のテスターを
「シュッ!」
とする事。
お小遣い5000円の高校生には
香水は大変高価な物です。
色んな香りを試しては
あ~良い香り!と満足していました。
わたしは、この頃から
香水の魅力に取りつかれていったのです。
高校時代
高校は地元の公立高校へ
遠方の私立も受かっていましたが、
近くが何より、と
両親もそこの卒業生で
あまり考えず進学しました。
部活は最初、吹奏楽に入ったけど
かなり練習キツク、早々にリタイヤ・・
あとは、硬式テニスサークルに入り
行ったり行かなかったり、
今思えば、もっと部活も勉強も
頑張っていれば、、と思いますが、
それなりに楽しく、青春していた
懐かしい高校時代です。
ケータイも無かったけど、80年代って
良い時代だった気がします。
ちなみに、月のお小遣いは5,000円でした。
雑誌や小物などであっと言う間に
無くなり、友達と遊びに行く時は
その都度もらい、
洋服なんかは、たまに別途買ってもらいました。
ブーツが欲しかった
両親共に公務員で、一億総中流時代
決して貧しい、という訳ではなく
ピアノやバレエを習ったり、
休みにはいつも
家族旅行に行ったり、と
恵まれていた方だと思います。
ただ、やはり学校の友達の桁外れな
生活に少しずつ引け目を感じていたのも事実です。
誕生会に呼ばれ、総勢20名以上が座れる
大テーブル、
そういう家には必ずお手伝いさんが数名いました。
母が用意してくれていた
ノートのプレゼントを渡すのが
恥ずかしかった・・
家の中にプールがあったり、
エレベーターがあったり、、
その当時、編み上げの長いブーツが流行っていて
友人達は赤や白の可愛いブーツを
履いていました。
どうしてもブーツが欲しくて
誕生日などに度々、親にねだり、
家族でデパートに行った時など、
靴売り場の前でずっと動かず、実力行使なども!?
でも、すぐ大きくなっちゃうからダメ
と、結局買ってもらえませんでした。